妊婦さんの運動といえばマタニティヨガ!というほど、雑誌やインターネットでおすすめされている昨今。
友人の産院ではマタニティヨガのクラスも開催されているそうで、とても流行っていますよね。
私も本を購入して挑戦してみました。
選んだ本とその理由
マタニティヨガのクラスに通うことも考えたのですが、残念ながら近所にスタジオがなかったのと、お財布の中身に余裕がなかったのでDVDつきの本を購入してみることにしました。
スタジオだと、大手ではLAVAがマタニティヨガのクラスを設けていますね。
本は「DVDつき 安産マタニティ・ヨガ」(著/森脇 じゅん)をAmazonで購入しました。
この本に決めた理由は、DVDつきだったこと、Amazonでベストセラーになっていたことと、ヨガマット以外の道具が要らないことでした。
とくに道具については、他のマタニティヨガ本ではヨガブロックやボルスターなど専門の道具を使うものが多く、私は新たに購入したくなかったので徹底リサーチのもとこの本に決めました
(推奨されていませんがヨガマットすら購入せず、家のラグの上でやっていました^^;)
本書の内容
内容
本書は、呼吸法、ベーシック、エナジー、ヒーリング、リラックス、瞑想、の6項目からなっています。個別にみていきましょう。
●呼吸法
ヨガの基本の呼吸法について解説されています。
●ベーシック
ストレッチのような簡単な10ポーズで構成されています。筋を伸ばしたり、骨盤を動かしたり、とヨガ初心者の方でもすぐにできるポーズが多いです。
●エナジー
少しハードな7ポーズで構成されています。スクワットなど、普段運動しない人にとってはなかなかの内容です。出産のための体力づくりに◎
●ヒーリング
肩こり、腰痛、逆子、便秘など妊婦さんのトラブルに対処する7ポーズで構成されています。個人的にはこの肩こり対応のポーズにとても助けられました。
●リラックス
ヨガの「締め」のような役割の4ポーズで構成されています。最後にこれらのポーズをとって休みます。
●瞑想
不安な気持ちになったときや、心を休めたいときにぴったりの瞑想メニューです。
また、DVDの映像はありませんが、パパと一緒に行うパートナーヨガ1ポーズと産後ヨガ4ポーズも本に掲載されています。
使い方
「呼吸法」からはじまり、「リラックス」で終わることが推奨されています。たとえば、呼吸法→ベーシック→リラックス、という感じです。
これはベーシックセットメニューとして、自動的に連続再生することもできます。約38分です。
ほかに、エナジーセットメニューとして、呼吸法→エナジー→リラックス(約33分)や、フルセットメニューとして、呼吸法→ベーシック→エナジー→リラックス(約48分)といったメニューも用意されています。
フルセットメニューは運動不足の私には結構きつくて、エナジーの途中あたりからは汗が噴き出してくるほどです。
上記メニューは安定期(妊娠16週~)に入ってから行うことが奨められていますが、安定期に入るまでの妊娠初期には、リラックスメニューとして、呼吸法→リラックス→瞑想(約25分)というコースがあります。
もちろん、好きなポーズだけを自分で選ぶこともできます。
私は妊娠後期になってポーズに慣れてくると気に入ったものだけを選んで行っていました。
レビュー
妊娠5ヶ月から使えるこの本、私は臨月まで半年間ずっと使うことができました。
おなかの大きい臨月でもとりやすいポーズばかりで良かったです。
音楽や、先生の声のタイミングもちょうどよく、リラックスしながらゆっくりとポーズをとることができました。
また、本を参照することなくDVDを見るだけで出来る構成になっていて、本は最初に少し読んだだけで棚の中へ…^^;
そして何よりもおすすめの点は、先述したとおりヨガの専門アイテムが不要というところです。本を買ってさぁ始めよう!と思ったらグッズがなくてできないポーズがある…というのは気持ちが萎えますよね。
この本のおかげか脚のつりなども殆ど起きず、自宅で簡単に気分転換をすることもできて買って大正解でした。
次回の妊娠がもしあるとしたら、またこの本を使いたいと思います。