忙しいママの赤ちゃん見守りアイテムとして便利なベビーモニター、YISSVICというブランドの商品を購入して設置しましたので詳しくレビューしていきたいと思います。
購入したものとスペック
前回、安さにつられてEIVOTORというブランドのネットワークカメラを購入して大失敗した教訓をもとに、今回はそれなりの値段のものを探しました。
そこで見つけたのが「YISSVIC 2.4Ghz デジタルワイヤレスビデオベビーモニター」
商品の特徴と機能はこんな感じです。
- 双方向音声通信可能
- カメラの角度調整可能
- 温度センサーアラーム機能
- 赤外線暗視撮影で夜間も見られる
- モニターは充電式で持ち運び可能
- 2倍ズーム可能
- 子守歌内臓
- エコモードあり
- 1台のモニターにつきカメラ(追加分は別売)を4台まで接続可能
- 複数台カメラの切替表示可能
要らない機能(子守歌とか(笑))もありつつ、必要な機能が揃っているのとAmazonのレビュー評価が高く売上ランキング上位(当時ベビーモニターランキング2位)だったため購入決定。
いつもどおりAmazonでポチりました。
開封・中身・付属品
翌日(※Amazonプライム会員)、こんな感じの箱が届きました。
中にはカメラ、モニター、カメラの電源ケーブル、モニターの電源ケーブル、固定用のネジ、説明書(日本語!)が入っています。
説明書の日本語は少し怪しい箇所もありましたが(笑)普通に読めるレベル。
設置と電源供給
さっそく設置に入ります。
カメラは常に電源ケーブルにつないでおく必要あり。
コンセントから遠い場所に設置したい場合は延長ケーブルが必要ですので要注意。
ちなみに後ろにぴょこんと出ている尻尾のような物体が温度センサーです。
前後左右の動きの限界はこんな感じ。
モニターからの遠隔操作なんてことはできません。手動です。
また、触れてしまう等すると、軽いのですぐに動いてしまいます。
ネジか、面倒な場合はガムテープ(布テープ推奨)で台を固定してしまうと楽です。
モニターはこんな感じ。
あれ?Amazonの紹介画像では「YISSVIC」、パッケージでは「BabyMonitor」と書かれているロゴ部分が実物では「Babycare」になっていました。
まぁ、いいか…でもなんでだろう(笑)
モニターのみ充電式なので、ケーブルから外して持ち歩くことが可能。
持ち歩くシチュエーションはかなり多いので重要です。
画像のとおり、モニターは自立します。
キッチンで料理しながら見るときなどに良いですね。
このフックにストラップ等を通してママの首からモニターを下げておいても便利かも。
初期設定
設定…全く必要なかったです。
電源を入れたら既にモニターとカメラがコネクトされていて、すぐに使えました。
EIVOTORのときは設定に散々苦労して心が折れたのでこれはうれしい!
カメラ追加オプションについて
このベビーモニターの特に優れている点として、
カメラが追加できることが挙げられます。
最初のパッケージにはモニター1台とカメラ1台が入っていますが、
自分でカメラのみ追加購入することができるのです。
モニター1台につき、カメラ4台(追加購入3台)まで接続可能です。
たとえばカメラ4台の場合、
- 特定のカメラをずっと固定で見る
- カメラ1~4を10秒ずつ自動で切り替えて見る
のどちらでも設定可能です。
(「OK」ボタンを押すごとにモードが切り替わります。)
追加購入時はペアリング設定が必要ですが、
最初に買ったときについてくる日本語説明書のとおりに設定すれば難しくありません。
私もカメラを1台追加購入して、
1台はベビーベッドのそば、
もう1台は赤ちゃんが遊ぶスペースのそばに設置しています。
今のところ、うちの子はベッドか赤ちゃんスペースにしか居ないので(笑)これで常に監視できています。
私がトイレに行きたいとき、洗濯物を取り込みたいときなどに活躍中です。
ちなみに、逆にカメラ1台に対してモニター2台以上…というようなことはできません。
使用感と問題点
上述したカメラ複数台接続が非常に便利なのに加えて、
全体的にシンプルでわかりやすい作りなので使いやすいです。
画質は高画質というほどではありませんが、問題ないレベルです。
地味に助かる機能として、音声のボリューム調整が可能です。
音声オフにすることもできます。
赤ちゃんが寝ているすぐ隣の部屋で監視したい時などに便利です。
音量をオフにしてもモニター上部のインジケーターの光り具合でカメラ側の音量がわかるので安心です。
(たとえば赤ちゃんが大きな声で泣いているときなどはランプが赤く光ります)
モニター側からカメラ側に話しかけたいときはマイクのボタンを長押ししながら喋ります。
赤外線暗視撮影は優秀で夜間でもばっちり映ります。
(私の環境では子供の呼吸で掛け布団が上下しているところもよく見ればわかります)
暗いと自動的に赤外線暗視モードに切り替わるので特に操作は不要です。
ただし、暗視モードの際は(他のモニターも当然そうだと思いますが)映像が白黒になります。
エコモードについては節電レベルをHIGH/MID/LOWの3段階もしくはOFFに設定可能です。
エコモード時は、暫く操作がないとモニターの画面がオフになります。
そして、一番大事な点。
EIVOTORをはじめとするネットワークカメラに比べて
このタイプ(ネットワークを経由せずにモニターとカメラを直接ペアリングするタイプ)のベビーモニターが圧勝しているところは、
とにかく遅延がないところです。
1秒も遅延がないんじゃないか?ってレベルでライブ感があります。
ベビーモニターは遅延がないのが最重要と私は考えているので、
この点だけでもこちらを買いなおして正解でした。
さて、ここからは良くないところについてレビューしていきます。
まず、この商品は電子レンジに弱いです。
電子レンジを使うとモニターにエラー画面が表示され、
映像が一時的に遮断されます。
電子レンジの使用が終わるとすぐに元に戻りますが、
頻繁に電子レンジを使う人はその間使えませんので要注意です。
次に、カメラは「引きでワイドに撮る」ことができません。
撮影場所から少し離れた棚などに設置する場合は全く問題ありませんが、
ミニベビーベッドの枠に取り付けたい!等という場合はベビーベッド内の全景が映るようにするのは難しいかと思われます。
我が家では以下のように設置しています。
1台目:ミニベビーベッドから15cmほど離れたサイドボード上に設置
→ミニベビーベッドの3分の2くらいの範囲は映ります。
2台目:キッズコーナーから2mほど離れたカウンターキッチン上に設置
→キッズコーナーが全て映ります。
また、温度センサーは全く頼りになりません。
どう考えても寒い部屋(東京・冬・深夜)の温度が18℃ってことになっていました(笑)
最後に、録画や録音機能はありませんが、
必要だと感じた場面は今のところないので個人的には問題なし。
以上、少々のマイナスポイントはあるもののの、
全体的にはよくできた商品なのではないでしょうか。