子連れNYC観光-”ナイトミュージアム”のアメリカ自然史博物館-

ニューヨーク州ニューヨーク市のアッパー・ウエスト・サイドにある”American Museum of Natural History”(ニューヨーク自然史博物館)は、映画『ナイトミュージアム』(原題:Night at the Museum)の舞台にもなった博物館です。

せっかくニューヨークにいるうちに見学しておきたいと思い、5歳の長男と0歳の次男を連れて訪れてみました。

この記事では、

  • 予約方法と行き方
  • 見どころ
  • レストラン
  • ベビーカー・授乳室情報

を紹介していきます。

入場は予約が必須

チケットはオンラインで予約・購入して行きます。

返金は不可。3歳未満の子供は無料です。

公式サイトの”Reserve Tickets”をタップすると、選択肢は4つ。

Museum Member’s

この博物館の有料会員

NY, NJ, or CT Residents

NY/NJ/CT在住者。郵便番号を入れると…

Resident Pricing(在住者料金)もしくは、Pay-What-You-Wishが選べます。

これは入場料を自分で決められるというもの。面白いですよね。

アメリカ自然史博物館の入場料Pay-What-You-Wish
右に推奨入場料が表示されている

“I wish to pay”のボックスに、任意の合計金額を入力します。

0ドルは不可。最低でも1チケットごとに0.01ドル払う必要があります。

ちなみに、Pay-What-You-Wishの場合、特別展示のチケットの追加購入はできず、常設展示のみの見学となるので注意。

Non-Residents

NY/NJ/CT在住以外の人

Passholders or IDNYC and Corporate Members

観光パス、ニューヨークID、法人会員など、無料or割引で入場する人。

割引券種の場合は、当日カウンターで料金を支払います。

日付と時刻を選んで予約が完了すると、メールでQRコードが届きました。

アクセスと入口

地下鉄Bライン/Cラインの “81 Street – Museum of Natural History Station” 駅が近くて便利。

アメリカ自然史博物館の最寄駅

子連れinfo

この駅は階段のみなので、ベビーカーや車椅子の場合はバス利用がオススメ。
ちなみに、エレベーターがある一番近い地下鉄駅は”72nd Street”駅(徒歩20分)
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マンハッタンは、バリアフリー化されていない駅がまだたくさんあります。

広すぎて、地図からでは入口がどこなのかわかりませんが、正面入口はCentral Park West の通りにあります。

アメリカ自然史博物館の正面入口はセントラルパークウエスト通り

『ナイトミュージアム』でも見たあの建物!

アメリカ自然史博物館の正面入り口

ここから入ると、吹き抜けのメインロビー”Theodore Roosevelt Rotunda”(2階)に着き、大きな恐竜の化石たちがお出迎えしてくれます。

ちなみに、地下鉄駅から直通の入口(LL階)もあります。悪天候の日に便利。

子連れinfo

上記2つの入口は階段があるので、ベビーカーの方は81th Streetの裏口へ。

アメリカ自然史博物館のベビーカー・車いす向け入口は81St.

こちらはバリアフリーとなっています。

アメリカ自然史博物館のバリアフリーな入口(81 St.)

展示内容と見どころ

館内マップは公式アプリで見られるほか、所々にある案内カウンターでは、紙の日本語マップを貰うことができました。

また、公式サイトでPDFのマップをダウンロードできます。

まずはメインロビーのTheodore Roosevelt Rotunda (2F)

映画『ナイトミュージアム』では、ここに居たのはティラノサウルスでしたが、実際はバロサウルスとアロサウルス。

アメリカ自然史博物館の円形広間の恐竜の化石

吹き抜けを突き抜ける大きな恐竜の化石に、長男(5)は大喜び。

2Fには、大きな象など動物の展示が多くあり、子供も楽しみやすい。

日本コーナーを発見。

アメリカ自然史博物館の日本コーナー

現代の日本人はもうやらないよなぁ…という風習が、今も行われているかのように紹介されていたりする。

3Fの一番奥には、『ナイトミュージアム』でガムを食べていたモアイ像。

映画『ナイトミュージアム』のモアイ像

4Fには恐竜の化石がたくさん(ティラノサウルスはここ)。子連れの入場者もたくさん。

アメリカ自然史博物館4階の恐竜コーナー

LL(地下1階)は、宇宙コーナー。

アメリカ自然史博物館の宇宙の展示

こちらは、ボタンを押す展示や、無重力状態の体重計があったり、隕石を触れたり…と、見るだけでなく体験的に楽しめるので、子どもにもオススメ。

このほかにも書ききれないほどたくさんの展示がありました。

館内はとにかく広いので、全てきちんと見学するには丸一日かかりそう。

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私たちは映画関連と恐竜をメインに、他は全てサクッと見て所要3時間でした。

子連れinfo

ベビーカーは全館的に利用OK。

ただし、一部の特別展示では、2人乗りのベビーカーは入れないことも。その場合はベビーカー置き場があります。

また、LL(地下1階)にボックス型の授乳室があります。

アメリカ自然史博物館の授乳室
ロックがかけられて安心

中はこんな感じ

アメリカ自然史博物館の授乳室の中

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アメリカにしてはとても綺麗。搾乳用のコンセントもありました。

レストラン

LL階にはフードコートがあります。

アメリカ自然史博物館のフードコート
持ち込んだ飲食物を食べるのは禁止

セルフサービスでトレイに食べ物や飲み物を乗せて、レジでお金を払うシステム。

フードコートはセルフサービス

ホットドッグ、チキン、フライドポテト、サンドイッチ、惣菜、コーヒー、ジュースなどがありました。

惣菜はアメリカクオリティ

子連れはたくさんいるし、ベビーカーでも余裕で入れます。

フードコートには、ジェラート屋さんのワゴンがあり、子供に大人気。

また、1階と4階にカフェがあり、軽食やドリンク補給に。

アメリカ自然史博物館のカフェ

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ここはベビーカーで入っていきにくいかも

映画『ナイトミュージアム』

とても大きな博物館で、展示も面白いので、近郊に住んでいる方にはおすすめ。

短期間の旅行でわざわざ寄るほどかと言われると悩ましい。

でも、アメリカ自然史博物館が舞台の映画『ナイトミュージアム』を見たことがある方には、非常におすすめ。

「あ!これ映画で見たやつだ!」「〇〇はどこにいるかな~?」と探検気分で楽しめました。

訪れる予定がある方は、事前に視聴することで2倍楽しめるのでぜひ。

我が家は前日にAmazonプライムビデオでレンタル視聴してから行きました。

2時間未満なので長男(5)も飽きずに見終わり、当日は「あのガムの人(モアイ)だー!」と楽しんでいました。

ちなみに、映画に登場するキャラクターにまつわる実際の展示物が公式サイトにまとめられており、見学のおともに便利です。

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