ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン区のアッパー・ウエスト・サイドにある“American Museum of Natural History”(ニューヨーク自然史博物館)は、映画『ナイトミュージアム』(原題:Night at the Museum)の舞台にもなった有名博物館です。
この記事では、実際に何度か訪れてみてわかった
- 予約方法
- アクセスと混雑状況
- 見どころ
- レストラン
- ベビーカー・授乳室情報
を紹介していきます。
入場は予約が必須
チケットは公式サイトの“Reserve Tickets”をタップして予約します。
3歳未満の子供は無料です。
Museum Member’s
この博物館の有料会員
NY, NJ, or CT Residents
NY/NJ/CT在住者。郵便番号を入れると、Resident Pricing(在住者料金)もしくは、Pay-What-You-Wish(入場料を自分で決める)が選べます。
Non-Residents
NY/NJ/CT在住以外の人。日本からの観光で一般入場する場合はこれ。
Passholders or IDNYC and Corporate Members
観光パス、ニューヨークID、法人会員など、無料or割引で入場する人
アクセスと入口
地下鉄Bライン/Cラインの 駅 “81 Street – Museum of Natural History Station” が近くて便利。
広すぎて地図からでは入口がどこなのかわかりませんが、正面入口はCentral Park West の通りにあります。
『ナイトミュージアム』でも有名なあの入口と階段はここ。
ここから入ると、吹き抜けのメインロビー”Theodore Roosevelt Rotunda”(2階)に着き、大きな恐竜の化石たちがお出迎えしてくれます。
こちらとは別に地下鉄駅直結の入口(LL階)もあり、悪天候の日に便利です。
81th Street 側にある裏口は階段がなく、バリアフリーとなっています。もちろん車椅子やベビーカー以外の方も利用可能。
混雑状況
通常はそれほど混雑していませんが、サンクスギビングの週(11月下旬)は非常に混雑して入場に1時間ほどかかることも。
ニューヨーク市内の有名観光スポット(MET、MoMA等)が休館の日は、人がこちらに流れて混むので要注意。
基本的に、正面入口よりも81 St. の裏口が空いています。
時間帯は朝イチもしくは夕方がおすすめ。12~15時頃が最も混雑しています。
展示内容と見どころ
館内マップは公式アプリで見られるほか、所々にある案内カウンターでは、紙の日本語マップを貰うことができます。
また、公式サイトでPDFのマップをダウンロードできます。
まずはメインロビーのTheodore Roosevelt Rotunda (2F)へ。
映画『ナイトミュージアム』では、ここに居たのはティラノサウルスでしたが、実際はバロサウルスとアロサウルス。
吹き抜けを突き抜ける大きな恐竜の化石は見ごたえ抜群です。
興味深い日本コーナーも2Fにあります。
3Fの一番奥には、『ナイトミュージアム』でガムを食べていたモアイ像。
4Fには恐竜の化石がたくさん(ティラノサウルスはここ)
LL(地下1階)は、宇宙コーナー。
ボタンを押す展示や、無重力状態の体重計があったり、隕石を触れたり…と、見るだけでなく体験的に楽しめる。
子連れinfo
ベビーカーは全館的に利用OK。
ただし、一部の特別展示では、2人乗りのベビーカーは入れないことも。その場合はベビーカー置き場があります。
また、LL(地下1階)にボックス型の授乳室があります。
レストラン
LL階にはフードコートがあります。持ち込んだ飲食物を食べるのは禁止。
セルフサービスでトレイに食べ物や飲み物を乗せて、レジでお金を払うシステムです。
ホットドッグ、チキン、フライドポテト、サンドイッチ、惣菜、コーヒー、ジュースなど。ジェラート屋さんのワゴンは別会計。
また、1階と4階にカフェがあり、軽食やドリンク補給に便利です。
まとめ
とても大きな博物館で、展示も面白いです。
かなりの展示量のため、全てきちんと見ると丸一日かかってしまいます。映画関連と恐竜をサクっと見るだけなら、所要時間は2~3時間ほど。
短期間の旅行でわざわざ寄るほどかと言われると悩ましいですが、アメリカ自然史博物館が舞台の映画『ナイトミュージアム』を見たことがある方には非常におすすめ。
訪れる予定がある方は、ぜひ事前に視聴を!
映画に登場するキャラクターにまつわる実際の展示物が公式サイトにまとめられており、見学のおともに便利です。