26歳の頃、腹痛で受診しエコー検査を受けたところ、子宮内膜症および両側の卵巣嚢腫と診断されました。
悪性腫瘍の可能性もあるといいうことで、大きな病院でMRI検査を受け、大きさはそれぞれ2~3センチであること、チョコレート嚢腫のようだということが分かりました。ただし、手術して生検をしないと癌ではないという確定はできません。
と、とても不安になりました。
私の治療経過
まずはルナベルという薬を服用して経過を観察しました。
ルナベルは低用量ピルの一種であり、月経を止める作用があることから、子宮内膜の増殖が抑えられ、子宮内膜症への効果が期待できる薬です。
数か月の服薬を経て、再度検査をしたところ卵巣の腫れはかなりおさまり、大きさも小さくなりました。
そのため手術はせず様子を見ることにして、その後は定期的に婦人科で検査をうけています。ルナベルの服用もやめました。
子宮内膜症≠不妊
子宮内膜症や卵巣チョコレート嚢胞は、不妊の原因になることもあると考えられています。
その理由は、子宮内膜が子宮以外の場所…たとえば卵巣や卵管などで増殖してしまうと、そこで癒着をおこしてしまい、卵子がスムーズに道を通れなくなってしまうためです。
私も子宮内膜症と診断されたとき、いつかは子供がほしいと思っていたのでとてもショックでした。
しかし、その後結婚してすぐに、私は自然妊娠しました。
子供がほしいと思ってからすぐに妊娠できたのでとても驚きました。
子宮内膜症になったことがあるからといって、必ずしも不妊になるとは限らないようです(個人差があるのだと思います)
また、妊娠中の経過は順調で、流産や病気もなく健康な子供を産むことができました。
子宮内膜症かも?と心配な症状のある方は、不妊だったらどうしようと怖がらずに婦人科に行ってみてほしいです。
ちなみに数年後、また違う種類の卵巣嚢腫(皮様のう腫)になり手術しました💧
そのときのブログはこちら▼