切迫早産で7泊8日の入院をし、医療費がさぞかし高くなるんだろうなぁと恐怖していたら、高額療養費制度という制度のおかげで財布が救われました。
病気などで高額な医療費がかかってしまったとき、健康保険組合から自己負担額の一部払い戻しが受けられるのですね。
高額療養費制度とは
1日から月末までをひと月として、そのあいだに支払った自己負担額が限度額を超えたとき、超過した分の金額について所属の健康保険組合から払い戻しが受けられる制度です。
本来の自己負担額は100万円の3割=30万円ですが、最終的な負担額は10万円のみ(20万円分の払い戻しが受けられる)
自己負担限度額は年齢、所得、自治体、所属の健康保険組合などによって異なります。
自分が所属している健康保険組合のホームページなどで調べると良いです。
所属している健康保険組合がわからない場合は、健康保険証に書いてあります。
FAQ
自分がこの制度を利用するにあたり、色々と調べてみたので、これを機にまとめておきたいと思います。
また、先述のとおり、私は切迫早産での入院で対象となりました。
→どちらも高額医療費制度対象のため、1月の10万円+2月の10万円=20万円が自己負担額例)自己負担限度額が10万円で、1月に7万円、2月に7万円かかった場合
→それぞれの月でかかった医療費が自己負担限度額以下のため、高額療養費制度の対象外
例)自己負担限度額が10万円で、1月に5万円、2月に20万円かかった場合
→2月の医療費のみ対象となります。
1月の5万円+2月の10万円=合計15万円が自己負担額となります。
こちらのホームページ(がんを学ぶ:高額療養費制度 適用ルール)の図解がとてもわかりやすいです。
実際に利用した流れ
私が病院の会計で支払った金額は、医療費(約10.5万円)+差額ベッド代+入院食事代=合計約16万円でした。
後日、健康保険組合から超過額(約10.5万円-限度額)が振り込まれました。
8月上旬に入院して、振込は11月下旬でした。
ちなみに民間の保険にも入っていて、こちらからは48,000円支給していただきました。
先日、切迫早産で人生初の入院を経験し、民間医療保険の給付金請求をしました。請求の基本的な流れ、実際どのくらいで保険金が振り込まれたか、かかった費用ともらえた金額、についてメモしておきたいと思います。給付金請求の基本的な流れそもそも支[…]
高額療養費制度は、対象となっていても申請を忘れてしまうと損をしていまいます。
申請の期限(※治療を受けた翌月1日からの2年間)もあるので、忘れないように注意が必要です。