先日、切迫早産で人生初の入院を経験し、民間医療保険の給付金請求をしました。
請求の基本的な流れ、実際どのくらいで保険金が振り込まれたか、かかった費用ともらえた金額、についてメモしておきたいと思います。
給付金請求の基本的な流れ
そもそも支払対象?要チェック
まず、保険証券を手元に用意します。
保険証券は自分と保険会社のあいだの契約書のようなもので、契約の内容が書かれています。
たとえば、「●日以上の入院で1日につき●円支払」とか「入院をともなう手術1回につき●円支払」とかですね。
これをチェックして、請求の対象になるか確認しておきます。
ちなみに入院期間は普通は泊数ではなく日数で数えます。
1泊2日の場合は2日間、となりますのでご注意ください。
もし保険証券をなくしてしまっていたら、保険会社のコールセンターにその旨を伝えます。
保険証券をなくしたからといって契約がなくなるわけではないので再発行の手続きをお願いしましょう。
保険会社に連絡
さて、保険証券を用意したら保険会社のコールセンターに電話をします(最近はインターネットで請求できる保険会社も増えています)
たいていの保険会社は請求専用の電話番号を用意していますので、そこにかけると良いです。
電話の際、保険証券に書いてある証券番号(または加入者番号)を聞かれると思うので、予めチェックしておくとスムーズです。
私が聞かれたことは以下の5点でした。
- 本人確認(証券番号、氏名、生年月日など)
- 病名
- 入院期間(●月●日~●日間)
- 書類送付先の住所
- 連絡先
私の場合は入院中に電話をしたので「医師に●月●日退院予定と言われています」と見込みの入院期間を伝えたのですが、それで大丈夫でした。
書類が送られてきた
3営業日ほどで自宅に書類が送られてきました。
保険会社の担当者から到着確認の連絡もありました。丁寧だなぁ。
書類の中身は以下の通り↓
- 給付金請求書
- 診断書フォーム
- 返信用封筒
給付金請求書とは、「給付金を支払ってください」と保険会社に請求するための書類です。
振込先の口座情報欄やサイン欄がありました。
私の契約している会社では、振込先の口座は私のものでなくてもOKとのこと。
診断書フォームは、医師に診断書を書いてもらうにあたりこの形式で書いてくださいねという保険会社指定のものです。
今回は保険金の金額が少ないこともあり、診断書費用は保険会社が負担してくれるということになりました。至れり尽くせりで嬉しい…
いったん私が病院に診断書費用を支払い、あとで保険金と一緒に補填として振り込まれるとのこと。
領収書は不要で、診断書フォームに医師が診断書費用を書く欄がありました。
診断書を書いてもらう
さっそく病院に診断書フォームを持っていき、記入の申し込みをしました。
診断書費用の支払いもこのときでした。
貰えるまで3週間かかるとのこと。
結構かかるんだなぁ…と思っていたら、1週間後に連絡があり「診断書が完成したので取りに来てください」とのこと。
書類の送付
病院で診断書を受け取ったら、記入しておいた給付金請求書と一緒に保険会社に返送します。
あとは振込を待つのみです!
振り込まれた
書類の送付から振込までおよそ1週間と聞いていましたが、実際は3営業日ほどで給付金が振り込まれました。早い!
しばらくして、振込のお知らせハガキが自宅に届きました。
費用と受取金額
支払費用
- 診断書代:7,560円
受取金額
- 入院給付金:6,000円×8日間=48,000円
- 診断書代:7,560円
合計で48,000円プラスとなりました。
スケジュールまとめ
保険金請求から振込までの実際のタイムラインはこんな感じ
1日目(木)コールセンターに電話
2日目(金)退院
6日目(火)書類が届く
7日目(水)診断書申込
13日目(火)診断書完成の連絡
14日目(水)診断書を受け取り、保険会社に書類返送
19日目(月)給付金が振り込まれた
私の場合はこのように非常にスムーズな流れで振り込んでもらえました。
診断書に不備があったり不明点があったりする場合は、保険会社と病院のやりとりが必要となるため時間がかかることもあるようです。
思いもよらぬ入院、結構費用がかかったので保険に入っておいて良かった~と実感しました