【画像解説】NJバスの乗り方・ゾーンの調べ方・チケットの買い方

ニューヨークのお隣の州、ニュージャージーのバスは、ゾーンによって運賃が異なり、慣れるまではかなり難解です。また、アプリで購入したチケットは乗車前に”Activate”が必要など、注意点がいくつかあります。

この記事ではNJバスの

  • ゾーンの調べ方
  • チケット購入方法
  • 乗り方と降り方

について、スクリーンショット画像を用いて徹底解説していきます。

ゾーンの調べ方

NJのバスは、NYCのように料金一律ではなく、ゾーン制を採用しており、

ゾーンがわからないとチケットを買えないので、バスに乗るときはまずゾーンを調べます。

今回は、ニューヨーク市のマンハッタン北西部にある ”George Washington Bridge Bus Station” から、ニュージャージーの日本食スーパー”Mitsuwa Marketplace” までの経路を例に、説明していきます。

まず、Google Mapで経路を検索します。

NJバスの経路をGoogleMapで調べる

188番のバスに乗り、”River Rd At Archer St”のバス停で降車することがわかりました。

ここからは、NJ Transit の公式アプリを使用します。

NJ Transit アプリ

NJの交通機関を使用する場合には、ほぼ必須のアプリ。

App StoreGoogle Play Storeからダウンロードできます。

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iPhoneにDLするためには、Apple IDの国設定をアメリカにしておく必要あり。

アプリを開き、“Schedules” をタップ

NJのバス路線図を見る

“Printed Timetables” をタップ

NJ Transit アプリの時刻表と路線図

検索ボックスに、先ほど調べたバスのルート(今回は”188″)を入力して、”Bus Routes”に表示された結果をタップ

NJバスのルート番号から路線図検索

するとPDFの時刻表と路線図がでてきます。

路線図をよく見ると…破線(- – -)が所々にありますよね。これがゾーンの区切りです。

NJバスのゾーンの区切りの見方

ゾーンの数え方ですが…

例1①のGeorge Washington Bridge Bus Stationを出発し、②~④間のバス停で下車する場合は、破線を1回だけ通過=2つのゾーンにまたがっているので、2ゾーン分の運賃となります。

例2①を出発して、④~⑥間のバス停で下車する場合は、破線を2回通過=3つのゾーンにまたがっているので、3ゾーン分の運賃となります。

例3⑤で乗車して⑥で下車する場合は、1ゾーン分の運賃となります。

今回の例で用いたMitsuwa Marketplaceは、地図と照らし合わせた結果、③~④の間、つまり①から2ゾーン分とわかりました。

チケットの購入

ゾーンがわかったところで、チケットを購入します。

NJ Transit のアプリを使います。

ホーム画面の“Buy Tickets”から

NJバスのチケットを購入

“Bus”をタップ

Busをタップ

“Route&Zone”をタップ

Route&Zoneをタップ

検索ボックスにルート番号を入力し、選択。

NJバスチケット購入のルート検索画面

“To/From New York”(ニューヨーク発着) “Within New Jersey”(ニュージャージ内の乗車)を選びます。

州をまたぐ移動か、NJ内部の乗車かを選択

今回はニューヨークのGW Bridge Bus Station出発のため、”To/From New York”を選択。

次に、+と-でZoneを選び、“Proceed to Select TIckets”へ。

NJ Transit アプリでゾーンを選択

ゾーンでカバーされる行先のエリアが表示されることもあります。

NJバスのチケット種類

必要なチケット枚数を+-で設定し、“Proceed to Checkout”

子供の運賃無料になる場合もあります。

NJバスの子供料金
5歳未満は運賃無料、5~11歳は土日祝(金曜日19時~月曜日or祝日の次の午前6時)のみ大人1人につき子供2人まで無料。

クレジットカードやApplePayなどから支払い方法を選んで…

NJ Transitアプリの支払い方法

支払いが完了すると、下部メニュー”My Tickets”の”Active/Non-Active”タブに、購入したチケットが表示されます。

バスの乗り方

乗車直前に、チケットをActivateする必要があります。

NJ Transit アプリの“My Tickets”“Active/Non-Active”から、使いたいチケットを選び、“Activate Ticket(s)”をタップ。

NJバスのチケットは乗車直前にActivateが必要

Activateしてから1時間以内がチケットの有効期限です。

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Activateしたらもう戻せないので、乗る直前にボタンを押します。

“YES”をタップするとチケットが表示されます。

NJバスのチケットをTransitアプリで表示

バスが来たら、前の入口から乗り込み、このQRコードを運転手さんにスキャンしてもらいます。

降車時は、日本のバスと同様に、STOPボタンを押して降りることを意思表示。

バスの種類によっては、こんなわかりにくいところにSTOPボタンがあることも。

NJバスのSTOPボタンの位置
天井の空調パネルに小さなSTOPボタン

おわりに

以上、NJのバスの乗り方解説でした。

一律料金・タッチ決済で簡単に乗れるNYCのバスと比べ、かなり複雑です。

ちなみに、今回はNJ Transitのアプリを使う方法を紹介しましたが、ゾーンは運転手さんに聞くこともできるし、運賃は現金で支払うことも可能です。

mint
乗車時にモタモタせずにすむアプリがオススメ。

なお、遅れは日常茶飯事。時間になってもバスが来ないときは、NJ Transit アプリの“My Bus”

  • 現在のバス位置
  • あと何分で来るか
  • 混雑状況

がわかります。

理解するまでは難しいNJのバスですが、慣れてしまえばとても便利。

ニューヨーク・ニュージャージー間の移動にも使えます。

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