卵巣嚢腫の摘出手術がいよいよ始まります。(前回の記事はこちら)
手術は13時頃から開始予定。それまでの間は、手術に必要な色々な処置をしてもらいます。
この処置がとてもつらかった…なんなら手術よりも。
点滴ルート確保
朝、さっそく看護師さんが点滴の針を刺しにきました。
…ん?看護師さんが顔をしかめてる…?
病院で点滴刺せなかったことなんてないけど?この看護師さんもしかして慣れていないのかな?
とか思っていたら(超失礼)
ひとことで点滴と言っても、太さは色々あるらしい。
手術用の点滴は、輸血に使う可能性もあるので太いものなんだとか。
“とりあえず”…ブスッ…ぐりぐり…ぐりぐり…引っこ抜き…刺し…
5分ほど抜き差しを繰り返しても結局入らず、私が気持ち悪くなってきたところで一旦中止。
なんだこれ…誰も書いてなかったぞ…つらい…!
笑顔で恐ろしい事を言って去って行きました…。
そして暫くして再挑戦し、また入らず、(痛い…もうやめて…タスケテ…)と涙目になっていると
ボスっぽい看護師さんが部屋に現れました。私の腕を一通り眺めたあと、
右腕をタオルで温め始めました(左腕はもう内出血まみれでムリ)
温めることで血管が見えやすくなるとか。
そして何度かグリグリ針を動かして…
入ったー!!!
やっと…終わった…(泣きそう)(ここまで1時間半)
朝から絶飲食なので、水分補給の液体が点滴されました。
腕の角度によっては点滴落ちてないけど…まぁ、いいか、ということになりました。
いいのか…よかった…(?)
【悲報】子供、熱を出す
夫から電話が入り、子供が発熱したとのこと。
37.8℃という、元気だけど保育園には行けない微妙な発熱。
手術で想定外の事態が起きた場合、事前説明にない処置をするのに夫の同意が必要な可能性があり、夫は病院で待機する必要があるため
子供:保育園
夫:有給をとって私の付き添い
の予定でしたが、発熱により子供も夫も自宅待機に変更となりました。
夫の同意が必要になった場合は、病院から夫の携帯に電話してもらうことに。
【朗報】浣腸が免除された
また、午前中に浣腸の予定でしたが、
と申告したところ
と浣腸が免除されました(やったー!)
手術がなかなか始まらない
手術は13時頃からと聞いていましたが、手術着に着替えてくださいと言われた時点で既に13時半。
空腹に耐え、
ときおり緊張したり、
子供の写真を見てなぜか涙ぐんだり…
と待つこと2時間。
15時、ようやく手術室入りです。どきどき。
人生初の手術室
手術室には普通に歩いて入り、自分の足で手術台に乗ります(緊張する!)
まず酸素マスクやいろいろな計測器をつけられ、横向きに寝ると背中に皮膚の麻酔が塗られます。
そして硬膜外麻酔の針が刺しこまれます。
と思っていましたが、先に皮膚の麻酔をしてもらったおかげかあまり痛くなかったです。
硬膜外麻酔の針をテープなどで固定してもらい、仰向けになるといよいよ全身麻酔のお薬が点滴から入ってきます。
手術室に入ってからここまで20分くらいかかったように思います。
看護師さんの「眠くなりますよ〜」の声を聞いて意識が途切れました。
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