突然ですが、長男に絶対音感があることが判明しました。
これに対して、ほかの音と比較してドレミがわかるのは相対音感といいます。
絶対音感は、かつては生まれつきの才能だと思われていましたが、今では、トレーニングをすることで後天的に身に着けることができると言われています。
先生がピアノで弾く音楽を楽譜に書き起こす、というトレーニングをしていました。
絶対音感があると、耳コピができたり、カラオケで音を外さずに歌えたり、ピアノの練習で間違いがすぐにわかったり…と、便利なこともあったのですが、
との認識から、息子たちには特に音楽教育をしようとは思っていませんでした。
(もちろん、本人に「やりたい!習いたい!」という希望があればやらせてあげたいです)
ヤマハのピアノえほん
長男が3歳になった頃、「ヤマハのピアノえほん」を買い与えてみました。
教育というよりは、オモチャで楽しく遊べたらいいな~という感じ。
この絵本は小さなピアノの鍵盤と簡単な楽譜がついているのですが、鍵盤を押すと光るという子供ホイホイ機能があり、息子の食いつきがすごかったです。
また、「れんしゅうモード」では、光る順番にあわせて鍵盤を押すと伴奏がついてくるので、楽譜を読めない乳幼児でも自分の力(?)で曲が弾けるという神。
(鍵盤に書いてある「ドレミファソラシド」のカタカナの読み方だけは、最初に教えました)
楽譜を読めない長男、この絵本で練習して、いくつかのメロディーを自分で弾けるように。
3千円もしたけど、いいオモチャ買ったわ~と思っていました。
絶対音感あるじゃん?!
4歳を過ぎたころ。
使用頻度は減ったものの、相変わらず、「ヤマハのピアノえほん」は長男お気に入りのオモチャのひとつでした。
そんな中、夫が

と鍵盤を押しながら聞きました。
私は横で聞きながらそんなことを思っていたのですが…

合ってるんですけどー?!!?!
まじか。
びっくりした夫が、ファ以外の音でも同じクイズをしてみたところ全問正解。
自宅のピアノや、救急車のサイレンなどでも長男に聴音クイズをしてみると、これも全部ドレミがわかる。
長男、オモチャだけで絶対音感を身に着けていた。
ヤマハ以外でも、似たような絵本は色々出ているようですが、こういうオモチャ侮れないなぁと思いました。
子供の記憶力ってすごいよね。