妊娠中の経腹エコーで胎児の推定体重(EFW)が算出され、医師から「胎児が小さい」「胎児の成長が遅い」と告げられて不安になっている妊婦さんもいらっしゃるかと思います。
私も妊娠8ヶ月のときに同じ経験をしましたので、そのときのことを書いていきます。
私の場合、胎児推定体重の経過
と医師に言われたのは、妊娠34週のときでした。
参考までに、私の赤ちゃんの成長経過は…
妊娠21週…約350g
妊娠25週…約710g
妊娠26週…約850g
妊娠28週…約1,270g
妊娠30週…約1,400g
妊娠32週…約1,700g
妊娠34週…約1,880g
妊娠36週…約2,280g
妊娠37週…約2,380g
妊娠38週…約2,500g
妊娠39週…約2,600g
胎児発育曲線の基準値内におさまってはいたのですがギリギリ。
と言われてしまいました。
成長がにぶいようだと子宮内胎児発育不全も疑われるため、帝王切開もあり得ると言われとても心配しました。
赤ちゃんにたくさん栄養を送らなくては!
と考えた結果…
低レベル…!
たくさんではないけれどバランスよく食べ、食後はじっとして(赤ちゃん大きくなれ~~~)と念を送っていました(笑)
(私自身の体重は増えて医師から注意されたので、どうしたらいいの?!と思いましたが…^^;)
その成果かわかりませんが、次の妊婦健診(妊娠36週)までの2週間で推定体重は400gも増加し、その後ずっと胎児体重曲線からはみだすことはありませんでした。
妊娠38週で推定体重2,500gを超えてからは、これでいつ生まれても大丈夫と安心したものです。
そこからは食後横になるなどの対策もやめ、ウォーキングなどもして普通に過ごしていました。
生まれた赤ちゃんの体重はなんと…
生まれる5日前の妊婦健診で推定体重約2,600gと言われましたが、赤ちゃんは結局約3,300gで生まれてきました。
あの悩みと対策の日々は何だったのか…
推定体重には一般的に±10%程度の誤差はありえると言われていますが、私のケースでは20%以上も誤差があったことになります。
ちなみに頭やや大きめ・胴細め・脚短めの推定でしたが、生まれてみるとそれも全然わからない普通の大きさの赤ちゃんでした。
推定体重と実際の体重に誤差がうまれるワケ
胎児の推定体重は、エコーで赤ちゃんの頭の大きさ・胴の太さ・大腿骨の長さをはかり、その数値を計算式にあてはめて予測されます。
しかし、すべての赤ちゃんがその計算式にぴったり当てはまる同じ体形をしているわけではありません。
胴長の赤ちゃん、腕が長い赤ちゃん、脚が太い赤ちゃん、など胎児の体形にも個性があります。
それなのに頭の大きさ・胴の太さ・大腿骨の長さだけで計算しているので、推定体重は同じでも実際の体重はかなり異なります。
また、医師の測り方によっても誤差が生じます。
胎児が小さめだと障がいやダウン症の可能性がある…などネット上の記事をみて私も妊娠中は何度も不安になりましたが、エコーの測定誤差の可能性もありますし、小さくても健康に生まれる赤ちゃんはたくさんいます。
自分自身2,200gで生まれたという私の友人(とても健康です)の赤ちゃんはやはり小さく、彼女のお母さんも小さく生まれたそうなので遺伝的なものも関係ありそう。
私の赤ちゃんは胴細め・太もも短めだったので、推定体重も低く出たのかな~という気がしています。
生まれてみると胴は細くても胸周りはしっかり、ふくらはぎが長めで、太ももはガッシリ太く。