妊娠26週(妊娠7ヶ月)の妊婦健診で50g糖負荷試験を受けたのですが、引っかかって妊娠糖尿病疑惑となり…
その後75g糖負荷試験を受けてぶじ疑惑が晴れました!
検査内容や数値、気を付けたこと等をまとめておきたいと思います。
50gブドウ糖負荷試験
50gブドウ糖負荷試験(50gグルコースチャレンジテスト/50gGCT)は、妊娠糖尿病かどうかを調べるスクリーニング検査。
第一子のときも第二子のときも、私が妊婦健診に通っていた病院(それぞれ別の東京都内の病院)では、尿糖や血糖値に関係なく妊婦さん全員が対象でした。
50g糖負荷試験は妊娠中期に行うことが多いようです。私は妊娠26週の妊婦健診で検査を受けることになりました。
検査前の過ごし方は、2時間前から絶飲食(水かお茶のみOK)でした。
朝食などは普通に食べてきて大丈夫とのこと。
この検査では、50gのブドウ糖が含まれる甘いサイダーを飲み、1時間後に採血して血糖値を測定します。
その結果、血糖値が140mg/dL以上だった場合はスクリーニング陽性と判定されます。
スクリーニング陽性=妊娠糖尿病というわけではなく、あくまで「疑わしい」妊婦さんを選別するものです。
私は
第一子のとき:150mg/dL
第二子のとき:147mg/dL
でどちらも引っかかりました…
75gブドウ糖負荷試験
50g糖負荷試験で引っかかり、翌々日の朝イチで75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)を受けることに。
前日21時から絶食で、それ以降は水かお茶のみOKとの指示…妊婦にとっては結構ハード!
当日はまず空腹時に採血し、75gのブドウ糖が含まれる甘いサイダーを飲んだあと、1時間後、2時間後と二度採血して血糖値を測定しました。
検査が終わったのは11時半頃。
検査の結果、以下の基準のどれか1つでも満たしていた場合に妊娠糖尿病と判定されます。
・1時間後の血糖値:180mg/dL以上
・2時間後の血糖値:153mg/dL以上
昔はもう少し低い基準値で、また、”2つ以上満たした場合のみ妊娠糖尿病”という判定だったのですが、2010年の改定によりこのように変更されました。
そのため、日本では、2010年より前には妊娠糖尿病と判定される妊婦さんは約3%だったのですが、2010年以降は約12%と大きく増えています。
昔よりも厳しい基準になっているとのことで不安でしたが、結果は…
第一子のとき
気を付けたこと
50g糖負荷試験で引っかかってから75g糖負荷試験までは、糖を極端に控えることはせず、今まで通り過ごしました。
もしかしたら…あまりにも糖を制限しすぎると飢餓状態のような状態になって、糖負荷試験の際に血糖値が下がりにくくなる可能性もあるかも?と考えたためです。
それが正しいかどうかは置いておいて、バランスよく食べるのは良いことですしね。
当日の朝は、空腹時血糖が高くならないよう、産院まで早歩きで行ってみました。
また、検査の待ち時間は、病院の許可の範囲内で適度に動くようにしました(気休めレベルだとは思いますが…)
妊娠糖尿病について思ったこと
先述のとおり、妊娠糖尿病の原因は、お腹の赤ちゃんに糖を優先して送るための”インスリンを抑制するホルモン”が過剰分泌されているだけで、遺伝とか体質です。
太っていなくても、バランスの良い食生活を送っていても、なる人はなる!
また、実母からは「妊娠糖尿病かも?!そんなひと聞いたことないけど大丈夫なの?!食べ過ぎなんじゃないの?!」と大げさな反応がありましたが、それは昔よりも基準が厳しくなっているから!
今の基準では、妊婦さんのうち約12%が最終的に妊娠糖尿病と診断されるわけで…