子連れNY観光|自由の女神の台座に登りました

ついに自由の女神を観光してきました。自由の女神は、ニューヨークのリバティ島という小島に立っています。ちなみに世界遺産らしい。今回はフェリーで上陸し、台座にも登って見学しました。この記事では

  • チケットの種類。台座や冠に登るべき?
  • セキュリティチェックの内容・持ち込みNGの物
  • 混雑状況・空いている時間帯
  • リバティ島でできること

について書いていきます。

チケット

自由の女神があるリバティ島に上陸できるのは Statue Cruises(公式) のみ。

他にもツアーを行っている会社がありますが、島周辺を運航するだけでリバティ島への上陸はありません。

種類

Statue Cruises のチケットは、下記の4種類。

→スワイプで表をスクロール

 リバティ島上陸台座に入場冠に入場エリス島上陸エリス島廃墟ツアー
General Admission×× 〇×
Pedestal Reserve*× 〇×
Crown Reserve* 〇 〇×
Ellis Island Hard Hat Tour**×× 〇 〇

どのチケットにもフェリー代(NY/NJ→リバティ島→エリス島→NY/NJ)、自由の女神博物館(リバティ島)の入館料、移民博物館(エリス島)の入館料が含まれています。

*自由の女神の台座(足元)に入れるPedestal Reserve Ticket と、冠部分まで登れる Crown Reserve Ticket1日の人数制限あり。

特に冠チケットは発行数が非常に少なく、かなり先の日程まで予約で埋まっています。

 
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冠や台座に入場したい人は、なるべく早めに予約した方が良いです。

**Ellis Island Hard Hat Tour Ticket は、かつて伝染病・感染症の移民を隔離していた廃病院のウォーキングツアーつき。13歳以上限定。

料金

2023年9月5日時点での各チケットの料金は下表のとおり。

 大人(13~61歳)子供(4~12歳)シニア(62歳~)
General Admission$24.50$12.00$18.00
Pedestal Reserve$24.80$12.30$18.30
Crown Reserve$24.80$12.30$18.30
Ellis Island Hard Hat Tour$74.50不可$68.00

0~3歳の乳幼児は無料です。

 
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地上から女神を眺める一般入場(General Addomission)と、女神像内部に入れる台座(Pedestal)や冠(Crown)は0.3ドルしか差がありません。台座/冠チケットはコスパ良◎

予約方法

チケットはオンラインまたは当日現地での購入が可能です。

現地購入は並ぶので、オンラインがおすすめ。日付、時間指定の予約制です。

ちなみに現地の売り場はバッテリーパークの中、フェリー乗り場の目の前にあります。

私達は台座入場チケットをオンライン予約して行きました。

アクセス

スタチュー・クルーズのニューヨーク側の乗り場は、Battery Park(バッテリーパーク)内にあります。

地下鉄の最寄り駅は近い順に、4/5線の Bowling Green(ボウリング・グリーン)駅、1線の South Ferry(サウスフェリー)駅、N/R/W線の Whitehall St(ホワイトホール・ストリート)駅

▶関連記事:【画像解説】ニューヨーク地下鉄の乗り方と間違えやすいポイント

Bowling Green 駅と South Ferry 駅はバリアフリー対応です。

▶関連記事:【子連れニューヨーク】ベビーカーでも快適に地下鉄に乗る方法

ちなみにバッテリーパークには、Battery Playscape という2021年12月にできたばかりのプレイグラウンドや、SeaGlass Carousel という屋内型メリーゴーランドもあります。

 
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プレイグラウンドの石でできた長い滑り台が人気。お子様連れの方は帰りにぜひ。

島に持ち込めない物

フェリーに乗る前にまず、手前にある白い建物の中でセキュリティチェックがあります。

自由の女神フェリー乗車前のセキュリティチェック

空港の保安検査のように、スマホや鞄をトレーに入れ、金属探知機のゲートを通過します。

自由の女神リバティ島に持ち込めない物

下記の物品は持ち込み禁止です。

  • スーツケース等の大きな荷物
  • クーラーボックス
  • 可燃物(アルコールジェル注意)
  • マーカー

ほか(詳細は≫公式サイトFAQ

また、身分証明を求められることもあるようなので、私達は念のためIDNYC(ニューヨーク市の身分証)やパスポートを持参しました。

子連れ情報

金属探知機を通過する際、子供は一度ベビーカーから降ろす必要がありました。また、セキュリティチェックの建物の出入り時に数段の段差がありました。

混雑状況

セキュリティチェックの待機列、そしてそれを終えてからフェリーに乗るまでの列は大混雑することで有名。

チケットにも、予約時間の30分前には到着するように書かれていました。

曜日や時間帯によっては、パークに着いてからフェリーに乗るまで1~2時間かかります。

圧倒的におすすめの時間帯は朝イチ。

私達は夏休みの天気が良い土曜日という大混雑日に訪れましたが、朝9時の枠だったので殆ど並ぶことなくフェリーに乗ることができました。

【超重要】9時の枠を確保して、遅くとも8時半には到着すべし。

フェリー

時刻表はこちら

Statue City Cruise の時刻表

フェリーは3階建てで、1階は屋内席のみ、2階は屋内/屋外席、3階は屋外席のみでした。

夏ということもあり、見晴らしの良い3階から埋まっていきました。

2階屋外席からの眺め↓

リバティ島行きのフェリー2階席から臨むマンハッタンの絶景

1階には軽食やお菓子、飲み物などが売られている売店あり(現金のみ)

フェリ―内の売店

自由の女神像内部

リバティ島に着いたら、右方向に自由の女神、左方向に博物館があります。

台座チケット/冠チケットを持っている見学者は、真っ直ぐ進み、女神像の左足側にある入口から像の中に入れます。

 
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混雑回避のため、地上から自由の女神を見るのは後にして、像内部の見学を先にするのがおすすめ。

持ち込めない物

像内部に行くには、更に厳しい持ち物の制限があります。

リュック、ナップサック、飲食物、ガム、大きな撮影用三脚、長傘は持ち込めません。

すぐそばにロッカーがあり、ここに全て預けていきます。

台座や冠に入る前に荷物を預けられるコインロッカー

利用料は現金のみ¢25。1ドル札があれば両替機で崩せます。

ロッカーを利用する場合は、¢25硬貨もしくは$1札を持参しましょう。

子連れ情報

ベビーカーも女神像内部への持ち込み不可。ロッカーのそばに駐車できます。

ベビーカー置き場
 
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小さい子を連れていくなら、抱っこ紐を忘れずに。

台座見学

地表から台座までは192段、冠まで登る場合はさらに162段(計354段)あります。

 
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27階建てのビルと同じくらいだそうです。

台座まではエレベーターで行くこともできるので、体力に自信のない人や子供連れでも安心。

階段で行く人は左側、エレベーターで行く人は右側に並びます。

自由の女神像内部のエレベーター

エレベーターは1基しかなく、時間が遅くなるほど長蛇の列になるので早めに並びましょう。

私達は朝イチで行って全く並ばずに済みました。先ほども書きましたが、9時のフェリーチケットが最高。

ちなみにロビー脇の階段を上ると展示室に行けます。ここにトイレ&おむつ替え台もあり。見学後に戻って来られるので、展示室は後回し推奨。

像内部の展示室

エレベーターに乗り、さらに26段の階段を上ると台座に着きました。

天井が透明になっていて、像内部の構造と、冠への螺旋階段が見えます。

自由の女神の内部構造

外の展望台に出ると、真上に自由の女神。

台座から見た自由の女神
 
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何がなんだかわかりません笑

台座の展望台からは、マンハッタンの絶景を楽しむことができます。

台座展望台からの景色

リバティ島に伸びる自由の女神の影

リバティ島に伸びる自由の女神の影

台座の見学を終え、エレベーターで下に降りると、台座下のデッキのような場所に到着します。

台座下のデッキ

ここから見あげる自由の女神は、遮る柵がなく、見学者も少なく、かなり近くに感じます。

台座下のデッキから見た自由の女神
 
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ほぼエレベーターで簡単に上れて、像の内部やニューヨークの美しい景色を見ることができて、近くで自由の女神を見学できて、台座チケットはとてもオススメ。

もちろん冠まで登れたらベストだとは思いますが、かなり前から予約しなければならないこと、幼児連れで162段の階段を上り降りするのはきついことを考えると、私達は台座チケットで正解でした◎

地上から見る女神像

地上から見る自由の女神はこんな感じ。

地上から見る女神像

手前にフェンスがあります。

地上から記念撮影

女神ポーズで写真を撮る人がたくさん。

 
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柵があって少し遠いけど、じゅうぶん楽しめる!

自由の女神博物館

リバティ島には、自由の女神博物館があります。入館料はチケットに含まれているので無料。

中には自由の女神に関する展示があったり

自由の女神博物館の展示

元々使われていた聖火(現在は新しいものに変更されている)や

オリジナルの聖火

自分の写真をアップロードして、スクリーン上の自由の女神の一部になれるコーナー “BECOMING LIBERTY” などがあります。

Becoming Liberty
 
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写真はメールで保存できます。記念にもなって良いですね。

博物館の屋上にのぼって景色を眺めるのも楽しい。

自由の女神博物館の外観

レストラン

リバティ島にはフードコートがあり、バーガーやパニーニ、チキンテンダーなどのメニューがありました(それぞれ約$10~)

リバティ島のレストラン

カウンターで注文してトレイに乗せ、レジで支払う方式です。

チキンテンダー、パニーニ、パン

チップスやパン、お菓子、飲み物もあり。

スナック

屋外席は蜂が多かったので、夏は屋内席の方がいいかも。

 
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カジュアルな雰囲気で、子連れでも全く問題ありません。

ショップ

レストラン横のお土産屋さんには、自由の女神グッズや、ニューヨークグッズがたくさん売られています。

スーベニアショップ

 

スーベニアショップ

↓1枚$0.99のショッピングバッグ、安いしお土産配り用に便利。たくさん買いました。

自由の女神のショッピングバッグ

NYに戻る

朝9時のフェリ―に乗って、台座見学、博物館、食事、買い物…とリバティ島の観光を終えたのは12時半頃でした。

 
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所要時間は3時間半

帰りの列に30分ほど並んで、リバティ島から出るフェリーに乗れたのは13時過ぎ。

時間が遅くなればなるほど、人が増えてどんどん列が長くなっていきます。

混雑状況

本当はエリス島の移民博物館も行く予定だったのですが、エリス島で再度帰りのフェリーに並ぶのが面倒なので回避することに。そのまま乗り続けてNYに帰りました。同じフェリ―に乗っていた方も、半分以上の人がエリス島で降りずに留まっていました。

 
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エリス島も見学したい場合は、リバティ島であまりのんびりしないほうが良さそう。

自由の女神の観光はとても良かったです!

General Admission チケットでもじゅうぶん楽しめると思いますが、台座/冠チケットなら女神像の内部を見たり、ベストスポットから写真を撮ったりできます。

体力に自信があって予約が取れれば冠チケット、小さい子供連れやシニアの方でエレベーターを使いたい場合は台座チケットがおすすめ。

 
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早い時間に行ったので、混雑の影響はほぼ無く、快適に楽しむことができました。

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