今回は産後のママを悩ませる強敵、会陰切開のキズについての体験談です。
分娩のときは
と、あまりの陣痛の痛さで心底どうでもよかった会陰切開。
麻酔ナシでしたが、切られた痛みすら感じませんでした。
赤ちゃんが生まれて会陰を縫合されているときの方が痛かったです。
それでも「なんか縫われてるな~」程度の痛み。
分娩の際に会陰が裂けてしまうことを予防するため、あらかじめ医師が会陰部を切開すること
産後も私は出産ハイになっており、会陰のことなど気にも留めず。
めちゃくちゃ元気でした。
産後翌日から会陰に怪しい気配
…が、産後翌日から会陰に違和感が。
どのぐらい切られたのか気になって、シャワーを浴びるついでに鏡で確認(笑)
傷跡は肛門近くまで達していて、白い糸で縫われていました(10針以上)
そりゃ傷口が響くのも仕方ない、そのうちよくなるだろう…と考え、病院にあった円座クッションを使ってしのいでいました。
どんどん痛くなるなんて聞いてない!
会陰切開に限らず、傷って一般的には最初が一番痛くて、徐々に良くなっていくものだと思っていませんか?
私はそう思っていました。
しかし会陰切開の傷はどんどん痛みが増していくのです!
私は産後4日目からどんどん痛くなってきて、退院した産後5日目には、痛くて歩くことも座ることも全くできなくなってしまいました。
歩くときはスーパーのカートに体重をかけながらだとラクということを発見。
しかし24時間スーパーに居るわけにはいかない。
里帰りした実家にはマトモな円座クッションがなかった(薄い円座ならあったけど役に立たない!)ので、
硬さ・高さがあってとにかく傷口が座面に触れないものをAmazonで探し、即ポチ。
円座を使うことで、一応座れるようになりました(痛いけど)
会陰切開の傷口が痛みのピークへ…
産後6日目、いよいよ痛みがピークに。
赤ちゃんに母乳をあげることもロクにできない状態(座れない!)
産院で貰った痛み止め(ロキソプロフェン)を飲みましたが、全く効きませんでした。
触ってみると傷跡が膨らんで盛り上がっていて、腫れているような気もします。
『会陰切開 傷口 痛い』『会陰切開 傷 いつ治る』とググり始める私。
すると「糸が引き攣れて痛くなることがよくある」とか「抜糸をすると良くなる」という情報がでてきます。
しかし・・・
も~誰か私と同じ状況になった人いないのかな~?!
と、引き攣れて痛いってわけじゃない、と思い込んでいました。
動かず立っているぶんには問題ないのですが、歩くのも座るのもズキズキ痛くて、母乳をあげるのも上手くいかないし寝不足だし相当ストレスが溜まっていました。
抜糸を決意!その痛みと効果は…
産後7日目、いよいよ耐えきれなくなった私は藁にもすがる思いでとりあえず抜糸をしてみることにしました。
溶ける糸で縫ってもらっていたので本当は抜糸不要なのですが、抜糸をしないと糸が溶けるまでに1ヶ月かかると聞いて決意。
産後から実家に里帰りしていたので、車で1時間かけて産院へ戻り。
さっそく傷跡を確認してもらうと…
(…こんなに痛いのに、まじか)
そして、いよいよ抜糸。
痛いのかな?とビビッていましたが、毛抜きで眉毛を抜くくらいの痛みで余裕でした。
ものの5分で終了。
恐る恐る立って歩いてみると…
抜糸したその瞬間から痛みは完全に消え去り、座るのも歩くのも元通り!
自分は違うと思っていたけれど、ネットで見たとおり糸が攣れて痛みがでていたんですね。
抜糸は保険が適用されて220円で済みました。
本当に抜糸して正解でした。
というわけで、会陰切開の傷口が痛くて悩んでいる方、痛みを和らげる最良の方法は抜糸です。
傷がふさがる前の場合は傷口そのものの痛みだと思いますので、円座クッションを使用したり痛み止めを処方してもらったりして、おかしいなと思ったら病院へ。
傷がふさがっていれば溶ける糸でも抜糸はできるはずなので、ぜひ担当のお医者さんに相談してみてください。