ニューヨーク市の『カルチャーパス』は、市内にあるたくさんの博物館や美術館に無料で入館できるとてもお得なプログラム。
市内在住者なら簡単に会員になることができます。国籍や永住権は関係ないので、駐在員や帯同家族もOKです。
カルチャーパスの対象施設
カルチャーパスが使える博物館・美術館の一覧は、公式サイトの“Participating Organizations”から確認できます。
本日(2023年7月16日)時点では、
- メトロポリタン美術館
- ニューヨーク近代美術館(MoMA)
- イントレピッド海上航空宇宙博物館
- アメリカ自然史博物館
- ニューヨーク市立博物館
- ソロモン・R・グッゲンハイム美術館
- ブルックリン植物園
- ホイットニー美術館
等、有名・人気施設がたくさんありました。
たいていの施設では、パス1つにつき2人まで無料です。
カルチャーパスの入手方法
現在はオンラインのみとなっており、カード媒体は発行されていないようです。
まず、市内の図書館でライブラリーカードを入手します(無料)
≫関連記事:ニューヨーク図書館の利用方法・ライブラリーカードの作り方
カードを手に入れたら、Culture Pass 公式サイトにて
“Reserve a Pass” をクリック→ 自分のライブラリーカードの地域を選択
すると、ログインページに飛ぶので
Barcode:ライブラリーカードの裏面にあるバーコード番号
PIN/Password:ライブラリーカード作成時に設定したはず(NYCライブラリーの場合は4桁の数字)
を入力すると、マイページが表示されます。
カルチャーパスの使い方
マイページを下にスクロールしていくか、”Search Attractions” をクリックして施設を検索、”Map View”で地図から検索ができます。
Search Attractionsでは、パスの種類や地域でフィルタリングができます。
目的の施設を見つけたら、”Show First Available Offer”をクリックします。
枠がある施設の場合は、最速の日程が表示されます。
その日でOKであれば”Reserve”、別の日程は”Reserve different date”をクリック。
施設によっては、カルチャーパスとは別に時間予約が必要なこともある(Intrepid等)ので、説明内容をよく読んでから”Continue”を押して予約します。
予約が完了すると、マイページの”My Reservations”に表示されるようになるので、”Print/Download”からチケットを印刷して当日施設に持って行きます。
まとめ・IDNYCとの比較
以上、簡単に作れて、ニューヨーク市内の色々な博物館・美術館を無料で訪れることができる、便利な『カルチャーパス』について紹介しました。
Culture Pass チケット1回分2枚 | IDNYC 1年間メンバーシップ | |
メトロポリタン美術館 | 〇 | 〇 |
MoMA | 〇 | 〇 |
アメリカ自然史博物館 | 〇 | 〇 |
ニューヨーク市立博物館 | 〇 | 〇 |
イントレピッド海上航空宇宙博物館 | 〇 | × |
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館 | 〇 | × |
ブルックリン植物園 | 〇 | × |
ホイットニー美術館 | 〇 | × |
ブロンクス動物園 | × | 〇 |
セントラルパーク動物園 | × | 〇 |
ニューヨーク水族館 | × | 〇 |